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ルームシェアとは?メリット・デメリットから、快適に暮らすコツまで徹底解説

 

近年、家賃の節約や新しい交流を求めて「ルームシェア」を選ぶ方が増えています。一人暮らしに比べて負担を抑えられるうえ、人とのつながりも楽しめるスタイルですが、実際にはどんな暮らしなのかイメージしづらい部分もありますよね。
そこで今回は、シェアハウス事業を運営している私たち「シェア180」が、ルームシェアの基本情報やメリット・デメリット、物件やルームメイトの選び方などを分かりやすく解説します。実際に始める前に知っておくと安心な契約上の注意点やトラブル回避のヒントもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 


ルームシェアとは?

ルームシェアとは、家族以外の人(友人、知人、またはSNSで知り合った他人など)と一緒に賃貸物件を借りて暮らすスタイルのことを指します。1つの物件を共有して、寝室や個室を分け合いながら、キッチンやリビングなどを共同で利用するのが特徴です。
似た言葉に「シェアハウス」もありますが、シェアハウスは建物自体を運営会社が管理し、各入居者が個別に契約する形態が多いのに対し、ルームシェアは入居者同士で直接物件を契約する点が大きく異なります。

どんな人に向いているのか

  • 都心部で家賃を抑えたい
  • 一人暮らしより誰かと一緒にいる方が楽な人
  • 「広い部屋」に安い費用で住みたい人
  • 新しい人間関係や、にぎやかな暮らしを楽しみたい人

一方で、自分のペースを最優先したい方や、極端に潔癖症で共同生活がつらくなる場合は不向きかもしれません。メリット・デメリットの両面から考えて、自分に合うかどうか見極めることが大切です。


ルームシェアのメリット

家賃や生活費を節約できる

最も分かりやすいメリットは、住居費や生活費の負担が軽くなることです。一人暮らしと比べて家賃をシェアできる分、都心でも広めの物件に手が届いたり、駅近の好立地でも家賃負担を抑えられたりします。光熱費やインターネット代なども折半できるため、固定費を大幅に下げられるのは大きな魅力です。

生活の楽しさや安心感

ルームメイトがいれば、帰宅したときに「おかえり」と言ってもらえたり、ご飯や会話を共有できる楽しさがあります。困ったときは助け合えるので、防犯面や体調不良時の安心感も大きいです。

家事や家具の負担を分担

掃除・洗濯などの家事をルームメイトと手分けすれば、一人で全部こなすよりずっと楽になります。また、お互いの家電や家具を持ち寄れるので、引っ越しの手間も減らせる場合が多いです。大きな家電を共同購入すれば、よりグレードの高いものを導入できるメリットもあります。

 


ルームシェアのデメリット

プライバシーの確保が難しい

どんなに仲が良くても、ひとつ屋根の下で暮らす以上はプライベート空間が制限されます。リビングを自分だけの時間に使えない、誰かがシャワー中だとバスルームを待たなければいけないなど、気を遣う場面が増える点は覚悟しておきましょう。

生活リズムや価値観の違い

生活習慣や掃除・衛生観念、金銭感覚が異なる相手と暮らすため、ストレスが生じる可能性があります。「自分では当たり前」だと思っていたことが、他人にはそうでないケースも珍しくありません。

思わぬトラブルリスク

金銭トラブル(家賃を滞納されるなど)や、共有スペースの使い方、騒音・来客問題など、共同生活ならではのトラブルが起きる可能性もあります。特に契約トラブルは深刻化しやすいので、事前にしっかり取り決めを行うことが重要です。


物件選びのポイント

ルームシェア可物件を探そう

実は「ルームシェア不可」の物件も多いため、まずはルームシェア可と明示されている物件をリストアップするのがおすすめです。大家さんによっては交渉すればOKとなる場合もあるので、不動産会社に相談してみると選択肢が広がるかもしれません。

間取りや共有スペースの使いやすさ

人数分の個室がある物件が理想です。リビング・キッチンの広さや水回りの動線など、実際に数人で生活するイメージをもって内見しましょう。ユニットバスか、バストイレ別かも要確認です。

契約条件・賃料の割り方をチェック

代表者契約と連名契約では、家賃支払いの責任範囲が異なる場合があります。誰が契約者になるのか、保証人はどうするかなど、契約内容をしっかり把握しておきましょう。敷金・礼金の分担もトラブル防止のため明確に決めておくと安心です。


ルームメイト選びのコツ

友人同士と知らない人、それぞれの注意点

友達同士は最初のハードルが低い一方で、遠慮がないぶん価値観のズレで関係が悪化することもあります。知らない人なら条件に合う相手を探しやすいものの、人柄が合わないリスクも。どちらの場合でも、最初の取り決めやコミュニケーションがカギになります。

事前に話し合うべきポイント

  • 家賃や光熱費、日用品の支払いルール
  • 掃除・ゴミ出しなどの家事分担
  • 来客・宿泊に関するルール(友達や恋人を呼んでもOKか)
  • ペット可否や喫煙の扱い
  • 深夜や早朝の騒音配慮

いずれも言いづらいことでも、事前にしっかりすり合わせしておくほど、後々のトラブルを回避できます。


ルームシェア生活を快適にするポイント

ルールを文書化しておく

お金の支払いから家事分担まで、口約束だと記憶違いが起きやすいものです。メモや文書にまとめて共有するだけでも、お互いの負担を明確にできます。

お互いのペースを尊重する

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、いくら仲が良くても適切な距離感は大切です。個室のドアをノックする、静かに過ごす時間帯を守るなどの配慮がトラブルを減らします。

定期的に話し合う

最初に決めたルールも、実際に暮らしてみると合わない部分が出てくるかもしれません。定期的にミーティングを設けて「気になること」「改善したいこと」を共有しましょう。こまめに話し合うことで、大きな衝突を未然に防げます。

 


契約と法律で気をつけたいこと

連帯責任の有無

連名契約の場合、滞納が発生すると他の契約者が責任を負う必要があります。途中で誰かが退去する際も再契約が必要になるなど、手続きが複雑になることも。代表者契約の場合は代表者にリスクが集中するので、どちらにも一長一短があります。

保証人や保証会社の対応

ルームシェア可物件でも、全員分の保証人を求められる場合があります。物件によっては保証会社に加入する際の審査が厳しくなるケースもあるので、事前に不動産会社に確認しておきましょう。

無断でメンバーを増減しない

契約者以外を勝手に住まわせると、契約違反になりかねません。途中でメンバーを変えたい場合は、大家さんや不動産会社に必ず相談し、正式に手続きを踏む必要があります。


まとめ

ルームシェアは、家賃や生活費の節約だけでなく、誰かと暮らす楽しさや安心感を得られる魅力的なスタイルです。一方で、プライバシーの制約やトラブルリスクなど、デメリットも理解しておかなければなりません。
成功させるカギは、信頼できる相手選びしっかりしたルール作り、そして丁寧なコミュニケーションです。物件探しの段階でルームシェアの可否や契約形態をチェックし、入居後も「親しき仲にも礼儀あり」を忘れずに過ごすことで、より充実した共同生活が待っているはず。
もしルームシェアとシェアハウスの違いについて詳しく知りたい方や、「まずシェアハウスを試してみたい」という方は、ぜひシェア180の各物件もチェックしてみてください。あなたにぴったりの住まいが見つかるかもしれませんよ。

 

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